金属3Dプリンター受託造形サービス

金属3Dプリンターのメリット

設計の自由度が高くなる

高いパフォーマンスを発揮する金属3Dプリンターで、精度と解像度が高く、表面品質に優れた、高密度で機械特性の高い部品が製作できるようになりました。これまで、製造が難しかった複雑な形状が製造可能で中空構造の形状を一体化して造形することができます。

スピードの向上

金属3Dプリンターなら、3Dデータ(STL形式)から1プロセスで造形が可能です。一体化造形で部品の組立を必要としないので、部品の軽量化が可能。部品入手に必要な時間が画期的に短縮できます。これにより、開発・試作の工程が大幅に短縮されます。

試作品の製造時間やコストの削減

造形スピードの向上や複雑形状の組み立て不要の一体化造形により、機能部品の数量が減り、製造時間や管理コストなどの削減が期待できます。

金属3Dプリンターでの造形注文から納品までの流れ

STEP1.お問い合せ

当ホームページのお問い合せフォームまたはお電話にてご連絡ください。
電話:03-3960-7141
時間/8時15分~17時15分

STEP2.製品仕様・3Dデータ確認

当社の担当者と綿密な打ち合わせの上、製品仕様、3Dデータ、お客様のご要望などを確認させていただきます。その後、お見積もりや納期をお知らせいたします。

STEP3.正式なご注文依頼

当社からの見積もりや納期をご承認いただけたら、正式な注文をしていただきます。

STEP4.造形開始

決定した仕様に基づいて、造形を開始いたします。

STEP5.検査後、宅急便にて出荷

完成後、当社にて検査を行い、製品を宅急便でお届けいたします。

最新のファイバーレーザーを使用

当社が導入しているドイツ社製EOS M290が採用している最新のファイバーレーザーは、高いパフォーマンスと安定性をもたらします。レーザーのフォーカス径が小さく、優れた細部の形状再現性とパーツの高品質を実現します。さらに、フォーカスを可変させることで生産性とプロセス制御の幅を高めます。

金属3Dプリンターの仕様

造形領域250mm x 250mm x 325mm
積層厚 0.02 – 0.06mm
レーザータイプYb-fiber laser, 400W

金属3Dプリンターの取扱い金属

ステンレス(SUS316L)の特性

ステンレスSUS316Lは、SUS316よりも炭素量を低くした高耐食ステンレス鋼です。
ステンレス鋼を約500~800℃に加熱すると結晶粒界にクロム炭化物(Cr23C6)が析出し、粒界腐食により耐食性が悪化しますが、ステンレスSUS316Lは、炭素量を減らすことで、耐粒界腐食性を向上させています。また、モリブデン添加により耐食性(孔食)、耐酸性が良好であるとともに高温に耐えることができます。SUS316Lは極めて炭素量が少ないため、溶接のままで耐粒界腐食性を必要とするところに用います。SUS304より高耐食用です。用途は、石油化学工業、染色工業、繊維工業、食品工業、海水ポンプ、配管部材、船舶部品、バルブなどに用いられます。

アルミニウム(AlSi10Mg)の特性

アルミニウムAlSi10Mgは、一般的な鋳造用アルミ合金と良く似た特性です。
アルミニウムの比重は2.7で、7.8の鉄と比べると3 分の1 程度と軽いため、高速回転部品や高速摺動部品などの機械部品を鉄からアルミに置き換えるだけで、作動効率が高まると同時に機械の重量軽減にも役立ちます。また、アルミニウムの熱伝導率は鉄の約3 倍ありますので、機械部品として熱伝導または放熱等に使用されます。この他にもアルミニウムは高い通電性や耐食性、接合性などを持ち、鉄やステンレスよりも優れた部品パフォーマンスを発揮します。

その他の取扱い金属

マルエージング鋼(MS1)、チタン(Ti64)、インコネル(IN718)についてもお問合せください。