ラティス形状サンプルとパイプ形状サンプル


お陰様で弊社が金属3Dプリンターを導入し、造形サービスを開始して約2年が過ぎようとしております。

2年経って今更このタイトルも無いですが、、、せっかくブログがあるので少しずつ金属造形についてつぶやいて行ければと思います。ほとんど当方の趣味的に更新いたしますが、ユーザー様の一助となれば幸いでございます。体裁はなく赤裸々なつぶやきとなることを予めご容赦ください。

 


展示会や日々のお問合せの中で、金属3Dプリンターって何ぞや?みたいな基本的なご質問を頂くことも今だ
多々ございます。というのも樹脂系の3Dプリントに比べて、メタル(金属)はまだまだ多くの方に認知をされていない印象がございす。。
3Dデータがあれば何でも出来るの?どういった分野で活用されているの?金属積層造形って粉末から作るんでしょ?大丈夫?みたいなご質問や疑問を頂きますが、結論から申しますとデータがあっても出来ない形状もありますし、造形サイズの限界もございます。
(造形プラットホームの領域は250㎜×250㎜、実際には230角程度)


また実際にご注文を頂くユーザー様は多岐にわたり、この分野に適しているといった概念はございません。
分野というよりは開発や試作段階、または小・中ロット品で、3Dプリントで製作する事で利点があるかどうか?または3DPでなくては製作不可能かリードタイムやコストを短縮できないといった事情があるかどうか?などがご発注するメリットや理由かと存じます。結局ケースバイケース、多種多様でございます。
(強度については別の機会で投稿させて頂きます)


弊社も製造業に携わる端くれとして、データを頂いてお見積もりをする際、
機械加工やマシニングなど他の工法で製作メリットがあるものはそちらを推奨させて頂いております。単純に切ったり、曲げたり、削ったりできるものはコストや時間的にもあまりお勧めしておりません。技術革新なのは間違いないのですが、数年前の3DPが製造業界を席巻するみたいなのは・・正直誤った認識かと。。正直に申します。あくまで製造方法の選択肢の1つとお考えください。作りたい形状によって工法が変わってくるのかなと。機械加工や鋳造といった日本が誇る技術に、完全に取って代わる訳ではございませんし、時には3DPで造形したものを、寸法精度が厳密な箇所は二次加工にて仕上げる事もございます。

まあ端的に言うと三次元データを元にまずはお見積もりをしない事には判断できないというのが現実です。結局ユーザー様と弊社が共にウィンウィンなお取引になる事が肝要だと考えております。


正直に申しますと、まだまだニッチな産業、マイノリティな世界は否めませんが、、その反面3DPにしか無い魅力も
感じているのが今日この頃です。先ほど小・中ロット品と上記しましたが、確かに数個程度しか必要ない部品や、ロットの小さい限定品の様なケースで、イニシャルで型を起こさなくても、短時間でダイレクトに生産できるといった3DPにしかない魅力は確実にございます。試作レベルや一品物に関しては更にメリットや需要が高まるかと存じます。早くこの魅力に少しでも多くユーザー様が触れて頂き、製造法の1つとして「市民権」が得られる事を切に願っている今日この頃でございます。。何か取り留めない話になりましたが、、ご相談やお見積もりの際のご参考となれば幸いです。今後も少しずつネタをつぶやいて参ります。