本日は掲題について、あくまで当方の主観ですがつぶやきます。金属3DPの造形サービスをさせて頂く中で、一番の醍醐味というか嬉しい瞬間は、やはりお客様やユーザー様にご満足を頂いた時かと存じます。品質や納期、コスト面で弊社に発注して良かった、とのご意見を頂戴した時が一番の醍醐味かと存じます。もう一方で、これはあくまで金属造形に関わるオペレーター(作業者)の立場としての魅力は、造形が失敗する事なく、無事に成功した時でございます。または造形が失敗しても、その過程を経て、思考錯誤を繰り返し、成功までたどり着いた時という言い方かも知れません。造形の失敗というのは途中で形状が崩れたり、変形して出来上がる状態の事です)

「サービスビューローなんだから、上手く造形出来て当然だろ」との厳しいご意見もあるかと思いますが、、金属造形のノウハウは意外にも深く、これといったマニュアルがある訳でもございません。。ほとんどが経験に依存する面が強く、装置導入後もトライアンドエラーを繰り返し、経験値を蓄えるといった具合でございます。データを入力してスイッチオンで出来上がり、みたいな事であれば苦労しませんが、、形状的に難しいものもございますし、またいかに最適なサポート材(造形物を支えるハッチング状の支柱)の付着設計を行うかで、造形の成否が決まってくるという所も、金属造形の「肝」かと思います。


特にサポート材のシュミレーションには細心の注意を払います。
(どこのビューローさんも同じかと思いますが、、)というのも、造形が問題なく出来るという事が大前提ですが、造形姿勢によってサポート材の付着量が変わってくるため、造形後の後工程である、「サポート除去」の負担が変わって参ります。念のためですが金属造形なので、サポートの材料も造形品と同様の金属です。アルミであればアルミのサポート。SUSであればSUS。当然ですが、、。金属サポートを除去するのは容易ではございません!!弊社も様々な工具等で除去作業を行っております。理想を言うと、この後処理工程の効率まで含めて、造形の成功か否かという事になるのかも知れません。サポート除去の時間というのは意外とバカに出来ません。場合によってはリードタイムにも関わって参ります。。

複雑な形状の造形品が完成した時や、最適の姿勢、サポートで造形が上手くいった時の喜びが、金属3DPの一つの大きな魅力と考えております。本日もありがとうございました。

 

サポート除去前 造形品